福祉のこと

【令和6年度法改正】入院者訪問支援事業かんたん解説

令和6年度の精神保健福祉法改正で新たに入院者訪問支援事業が開始されるのは知ってる?
〇〇事業とか多すぎてついてけないです。
キミも参加できる事業にもなり得るから、この際に概要だけ確認しておこう。
黄身・・
支援対象者は?

(1)市町村長同意による医療保護入院者であって、本事業による支援を希望する者
(2)地域の実態等を踏まえ、(1)と同等に支援が必要として都道府県知事が認め、本事業による支援を希望する者

訪問支援員とは?

○ 都道府県知事が認めた研修を修了した者のうち、都道府県知事が選任した者
○ 支援対象者からの求めに応じて、入院中の精神科病院を訪問し、支援対象者の話を誠実かつ熱心に聞く(傾聴)する。

出典:厚生労働省

資格などは必要なくて、研修を修了すれば、キミも入院中の患者さんへ訪問することになるかもしれないよ。
意外に間口が広いんだね。でも、金はもらえるの?
持続可能な支援を考える上では、報酬は重要なんだけど…そこは今のところボランティアの可能性が高い、というか、ボランティア!
そうなの!?国の事業だから、たんまり貰えるのかと期待しちゃったよ。
都道府県毎に予算を組むから、交通費が出ることもあるかもね。
世の中に広く浸透して、必要性が分かったところで、予算がつくんじゃないかな?今は実績づくりってことだと思うよ。知らんけど。
ほ~、それは見ものですな。
そのスタンスの人が大半だろうけど、新しい分野はポジションを取るチャンスでもあるからね。
経験知を得ること、実績を作ること、なにより、入院されている人からの生の声を聞くことができる貴重な機会ではあるよね。
とりあえず、誰が、誰に、何をするかを知っておけば何とかなりそう!

期待される成果と利点

入院者訪問支援事業の最大の利点は、患者の孤独感や不安を軽減し、希望をもたらすことです。

訪問支援員の存在により、患者さんは外界とのつながりを感じることができ、不安を軽減することができます。

さらに、この事業は地域社会の統合を促進し、精神的健康意識の向上に貢献します。

結論

入院者訪問支援事業は、閉鎖的な精神科病院での入院治療を受ける患者さんにとって重要な支援手段として期待されています。

それでは次の記事まで。